ベージュは、定番のベーシックカラーですが、得意・不得意が分かれる色です。
苦手なのは、パーソナルカラーのウィンターやサマーの方。顔色が悪く見えたり、垢ぬけない印象に見えてしまう色として、敬遠されがちな色です。
ただベージュは本来、色味の幅がとても広い色です。そのため、違和感が出にくいベージュも必ずあります。今回はそんな「似合うベージュの選び方」を解説したいと思います。
似合うベージュを選ぶポイントは4つ。
①黄みの強さ ②明るさ ③色の濃さ ④濁りあり・なし
を意識して、それぞれ自分が得意なものを選ぶことです。
それではどんな色がおすすめなのか、パーソナルカラー別にご紹介します。
スプリングタイプにおすすめのベージュ
<選ぶポイント>
①黄み:強 ②明度:明るい色 ③濃さ:濃淡どちらでもOK ④濁り:なし
ポイントは、明るいことと、濁りのない色を選ぶことです。この条件であれば、薄いベージュから濃いめのベージュまでお似合いになります。
オータムタイプにおすすめのベージュ
<選ぶポイント>
①黄み:強 ②明度:明るめから暗めまで(個人差あり) ③濃さ:濃淡どちらでもOK(個人差あり) ④濁り:あり
ポイントは、黄みが強めで、すこしグレーが混ざった様なやや濁った色を選ぶことです。
オータムの方は、薄い色がお得意な方と苦手な方がいらっしゃいます。
薄い色がお得意な方はやや明るめのベージュが、苦手な方は暗めのベージュがおすすめです
サマータイプにおすすめのベージュ
<選ぶポイント>
①黄み:少ない ②明度:明るめから少し暗めまで ③濃さ:淡 ④濁り:あり
ポイントは、黄みの少ない明るいベージュを選ぶことです。グレーがかったベージュや、赤みを感じるピンクベージュなどはがおすすめです。
ウィンタータイプにおすすめのベージュ
<選ぶポイント>
①黄み:ほとんど感じない色 ②明度:明るめの色 ③濃さ:薄め~やや濃いめ ④濁り:少ない色
ポイントは、できるだけ「黄み」と「濁り」がすくないベージュを選ぶことです。
黄色く濁った色は、ウィンターさんの肌を濁らせて顔色を悪くしたり、ぼんやりした印象に見せてしまうので注意が必要です。
おすすめは、グレーに近いベージュです。
色としては、濃いめの色がおすすめですが、薄い色を選ばれる場合は濁りの少ないものを選ばれると苦手感は少なくなります。
とにかく、ベージュは、黄み、濁り、薄いの3拍子揃わない色をお選びください。
似合う配色も大切
ここまでパーソナルカラー別、似合うベージュの選び方をご紹介しましたが、ドンピシャの色でなくても、合わせる色や、配色の強弱によっては、苦手な色も違和感なく着こなすことができます。苦手な色の場合は、得意な色と組み合わせる!。まずはここを意識していただくだけでも見え方は大きく違います。ぜひもっとベージュを着こなしてくださいね。