「パーソナルカラー診断を受ける度に答えが違うので混乱する」
そんな風におっしゃる方が時々いらっしゃいます。少し前もブログのコメント欄に
こんなご質問をいただきました!!
「この記事を読んでわたしのことだとおもいました。
最初にウィンターと言われ、2回目の機会があり今度はサマーと言われ、
美容院でカラーをする間に見て貰ったら、ブルべに限りなく近いイエベのスプリングと言われ、
それ以降雑誌等見ても自分がどれに該当するのかわからなくなりました。
色んなパターンがあると言う事なのでしょうか。」
タイプだけをそのまま受け止めると、うーん、これは混乱しますよね
サマーと言われたり、ウィンターと言われたり。あるいはブルベに近いスプリングとも。
(それにしても、ブルベに近いスプリングって何だ?
スプリングだけどブルベの色も似合うということかなぁ??)
大前提として知っていただきたいこと。それが、
パーソナルカラーのタイプは血液型や星座とは違うのです。
血液型はA型ならAで、だれがどうみてもA。どんぴしゃの答えがあるのである意味「タイプ」は絶対なのです。
だけどパーソナルカラーのタイプはちょっと違います。
その人に似合う色の特徴というのがまずあって同じような特徴を持つ人を集めて一つのタイプと言っています。
その人それぞれの「特徴」がまず絶対で、それを「タイプ」に変換して分類しているということ。
誤解を恐れず分かりやすい例を書くなら「丸顔」「面長」などと言われるのと似ているかも。
だれが見ても丸顔の場合はさておき、中には限りなく逆三角形に近い丸顔もいれば、面長に近い丸顔もいらっしゃる。
こういう人の場合、丸顔と言われたり面長と言われたりするという感じ。
パーソナルカラー診断で
似合う色の特徴が2つのタイプにまたがる方は多いです。
例えば
青みの強いクリアな色がお似合い。
原色は強すぎるけど薄いパステルだとお顔がぼやける
少し暗い色ならOKだけど黒まで暗くなると強すぎて似合わない。
こういう方は、ウィンターの原色は強すぎるけど、
いわゆるパステルサマーだと弱いことが多く
どちらのタイプにするにしても但し書きが必要な方です。
それが診断の度に答えが違う原因じゃないかと思います。
後、結果が違う原因として考えられるのは
使っているドレープの違いや
パーソナルカラー診断の照明環境
メイクあり・なしなどでも結果が違うことはあります。
もちろん誤診もあるかも知れませんが
それよりも多いのはカラリストさんが
その人の特徴からタイプに変換するときの見解の違いが原因かなと。
パーソナルカラー診断の答えって
サマー、ウィンター、スプリング、オータムなどのタイプ だと思われているふしがありますが、答えはそれじゃないです。
パーソナルカラー診断の答えは、その人にどんな特徴の色が似合うのか?です。
この答えは、一定レベル以上のカラー診断なら、さほ違わないはず。
パーソナルカラー診断って
おしゃれになるために、あか抜けるために、洋服選びの悩みが具体的に解決するために受けていただいていると思ってます。
タイプを知ることが即おしゃれになるならば、タイプを追及すればいいのですが、現実はなかなか難しい。
だから伝える側も、診断を受けて下さった方が、ちゃんとおしゃれになる色を選べる様にもっとかみ砕いてお伝えしないと!と思ってます。
もしも、カラー診断を受けるたびに答えが違うとお悩みならば、一度その答えを全部思い出していただきたいと思います。
その時に似合う色の特徴として共通しているものはありませんでしたか?
あとこのタイプならこの色を避けてという風に注意事項はありませんでしたか?
もしも共通していることがあったのなら恐らくそれらが答えです(^^♪