パーソナルカラーを自己診断するサイトや
雑誌、書籍など色々とありますが、
わりと、「当たりにくい」です。
当サロンにお越し下さるお客様でも
自己診断とドレープ診断の結果が違う!!
とおっしゃる方はとても多いです。
サイトなどのパーソナルカラーの自己診断テストでは
いくつかの質問に答えて行くとシーズンが絞り込まれて、
結果が分かるものが多いのですが、正直答えに迷うようなものが多いです。
例えばこんな↓質問は判断に迷いますよね(>_<)
☑肌色が黄みがかって艶がある
☑肌色がパウダリーでピンク
☑瞳の色は明るいブラウン
☑瞳の色が緑がかったブラウン
例えば、自分の肌が、黄みがかっているのかどうかは自分で見極めるのは、案外難しいです。
なぜなら、日本人は黄色人種なので、基本黄みがかってます。
そしてここが一番のポイントかと思うのですが、
人は「思い込む」生き物なので、自分の肌が黄色いと思えば、そこに気を取られてしまい、
とても黄色い肌だと感じてしまうのです。(本当はそんなに黄みが強くなくてもね)
肌が黄色いかどうか、その黄色がどんな色味なのかは
多くの人と比べてはじめて理解できるもので自分ではなかなか、正確な判断ができないのです。
瞳の色についても同様。
瞳が明るいかどうかはよっぽど明るくない限り分かりにくい。
いずれにしてもm
肌が黄色いかピンクなのか?
瞳が明るいのか?暗いのか?
そのボーダーにいらっしゃる人にとってはとても判断しづらいという事です。
そしてこれも重要な事ですが
瞳が明るいからと言ってみんながみんな、
サマーやスプリングになるわけではありません。
色んな要素が絡み合っての「似合う色」。
ボディカラーの一つの特徴からだけ割り出すのは、とても困難だと思います。
とは言え、カラーリストに見てもらうにも、ちょっとなぁ~という場合ってありますよね。
そんな時に、まだ正解に近づきやすい「自己診断」の方法があります。
それは、フォーシーズンの特徴を持つスカーフを用意して
実際にお顔の下にあててどれが一番馴染むかを見極める方法です。
例えばこんな感じで用意します↓
上・左 フューシャピンクのストール(冬)
上・右 ベビーピンクのストール(夏)
下・左 からし色のストール(秋)
下・右 パステルグリーンのストール(春)
のような感じです。
実際にどの色をあてるとお顔がどうなるのか?
パーソナルカラーの答えはやはりそれが基本です。
なので、「色をお顔の下にもってくる」という動作なくしては、
自己診断も難しいのではと思います。
だから、面倒でも、原始的でも色をあてることが必要なのです。ホント面倒だけど^^;
私は、パーソナルカラーのセミナーの中で
ワークの一つとして「自己診断」を行ってもらっています。
以前は、よくあるようなテスト形式で
肌色は?瞳は?チークで似合う色は?とやっていたのですが
あまりにも、正解が出にくいので止めました^^;
変わって行ってもらうのが上記の様な方法です。
こちらで正答率が上がりました。確実に。
それでも、まだ60%程度で、当たる場合もあり、当たらぬ場合も・・・と言う感じです。
いずれにしても
「自分の事を、自分で客観的に判断するのは、とても難しい」ですね(>_<)。
自分の事が一番分からないのは自分なのかも知れません。
逆に言うと、自分で考えているよりも、
まだまだ魅力の可能性が眠っている事もあるかもしれませんよ!!
自分に似合う色やデザインの客観的な答えをおさがしなら
お手伝いさせて頂きますよ(*^_^*)